浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

住吉大社/かき氷~諸々雑記~

書きたいことが渋滞している。(それにしても、<心斎橋まで一時間>の歌にめちゃくちゃハマってる…!)

住吉大社で、初めて、おもと人形まで納めて、縁結び祈願した、
おもとみくじで凶を引いた、
かき氷を求めて、今まで行ったことがない帝塚山に初めて行った、

という話である。

インスタで見て(中島みゆき展を知ったのもインスタだったが、どれだけインスタを情報源にしているのか)帝塚山の福寿堂秀信にかき氷を食べに行こうと思った。

帝塚山とはハイソで(←死語)レトロなイメージもある高級住宅街である。
わたしの人生で今まで、なんの関わり合いもないエリアであったが、かき氷を求めて行くことになるとは。
阪堺で行けることすら知らなくて、それなら久々に住吉大社にもお参りしよう、となったのだった。
まずは、かき氷ありきやったけど、住吉での縁結び祈願がメインになった。

ところで、今回わたしは初めて、行きも帰りも、あの太鼓橋…反り橋を渡った。
わたしはあの橋を渡るのが苦手で、いつも渡らずに社殿のほうへ行っていたが、渡るだけでも厄払いになるというし。もう何十年も行ってるのに、本当に初めて往復渡った!
川端康成も<反橋は上るよりもおりる方がこはいものです。>と書いていて(その碑もあるらしいが、見たことない)、その時代の橋とは作りが変わって、今は階段状になっていても、それでも下るときがこわいし、変に足に力が入るような。

下鴨へ行った時も、いつもよりしっかりお参りせねばと思っていたが…住吉大社といえば、海の守り神、商売繁盛というご利益と思っていたけど、縁結びもあったな…と思うと、俄然、縁結びの祈願もせねば!と思ってしまった…願いを書いた人形まで奉納するとか、今までしたことないのに…。

わたしのような者でも結べる縁(えにし)はあるのでしょうか…なんて歌の文句のようなことを思っていたから、今までそんな祈願をするなど思いもよらないことだった。
それでも自己否定せずに、自分の心に嘘偽りない心願を書いてきた…。

で、納めたおもと人形を少し小さくした人形に入った<おもとみくじ>を引いたら、それが凶だったと。
やっぱりか…さすがわたし、といおうか、さすが神様といおうか…。
自覚はあったが、恋愛不適合者だと神様に烙印、押されたような気分。
そしてその内容もグサグサ刺さった…。

<出会 出会っても甲斐なし>
<恋愛 貴方の事はとても大切、でも身も心も一つしかないから>
<幸運の鍵 「現実」>

ひどない!?縁結びのおみくじでそんなこという!?
出会っても甲斐なし、とか、そんなんおみくじにいわれんでもわかってるわ…昔からわかりきってる…わかって、あきらめていたけど、やっぱりあきらめたくないと足掻いてみようと…。
<幸運の鍵 「現実」>が特に突き刺さる…。

現実は初めから知っているつもりだ…。おみくじとは自分でも気がついていないようなことを示唆してくれるようなものじゃないのか…。

そして当初の目的の福寿堂秀信併設の茶寮<季(TOKI)>のかき氷へ…。

可愛いアドベンチャーワールド号が走ってた。パンダ🐼大好き。中の吊革にもパンダや他の動物の写真があった。

レトロな趣漂う姫松の待合所。

素敵なお店だった。
カウンターは緑溢れる庭に面していて、ドライフラワーと化した紫陽花がポツンとひとつ、なかなかの頻度で通る電車の軋みが響いた。

 

これが食べたかった<氷わらびDX>。1155円。

宇治金時系が好みだけど、インスタ見て、これ食べたい!と思った。

アイスはバニラか抹茶か選べた。

けっこう深い器で、思ったより多かった。わらび餅が多く、氷は多くない。

久々に美味しいわらび餅を食べた。プルプル、しっかりしてた。きな粉も香ばしく、黒蜜も濃厚…あんこも美味しかった…つくづく思ったんである、これもハーモニーだと。

小豆は小豆だけではあんこにならない…砂糖と絡めて炊かないと…氷も氷だけでは味がない…きな粉も砂糖がなければ、ただの大豆の粉…いろんな素材を素敵に掛け合わせている…そんなようなことを…(どうかしてた)。

インスタの投稿を見せたら、もらえる特典のお菓子ももらえた。

今夏はかき氷目的に結構出かけた。

コメダ、つぼ市、いせはん。いせはん、よかったな…次、あんみつ食べたい。

来月、京都に行く予定があるから、また氷、食べるかも。

遠い昔、祖母とかき氷を食べた記憶がよみがえった。それはある甘味処で、それもローカルなメニューのかき氷で…氷くるみである…ばあさんなのにお茶なんかも冷たいほうが好きで、かき氷を食べるのも早かった…氷くるみ、それも長いこと食べていない…。