浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「砂金」~わたしの本棚~

~わたしの本棚~大正文学コレクション これは大正8年に出た西條八十の第一詩集の復刻版。はじめに出たのは自費出版だったという。

「地の果まで/海の極みまで」吉屋信子~わたしの本棚~

~わたしの本棚~大正文学コレクション 昭和4年に出た新潮社の現代長篇小説全集のうちの一冊。(この全集の印税2万円は信子のフランス渡航費用になったという)

いざ、時間旅行へ(二)

くらしの今昔館の見どころは実物大で再現された江戸時代のなにわの町。明治・大正のジオラマ見たさに行ったが、江戸のほうも充分、面白かった。

いざ、時間旅行へ

いざゆかん、モダン都市大阪へ。 初代通天閣。エッフェル塔と凱旋門を合わせたデザイン。ルナパーク。第五回内国勧業博覧会の跡地。

続「裁かれる大正の女たち」より

「カチューシャの唄」と「籠の鳥」云わずと知れた大正を代表する流行歌。それぞれ、大正の初期と末期に流行っている。同じ時代にもかかわらず、初期は明るくきれいな歌が流行り、末期のほうは暗く淋しい歌だ。大正時代はわずか15年だが、その間の変化は激…

黒薔薇(くろしょうび)吉屋信子パンフレット~わたしの本棚~

一応、単行本にもなっているし(メインの長篇と短篇、随筆を一部収録)、全号復刻されてはいても、ちょっと気軽に買える額ではなかったが、某古本屋の集まるサイトで手の出る価格で、5号と6号がセットで売ってるのを見つけた。それはまさに大正15年から時…

「裁かれる大正の女たち」

大正とはいかなる時代だったか? 明治から流入した西洋文化が洗練され、独自の和洋折衷な文化を生み出し、そんな流れを汲む西洋建築は現存し、抒情的な詩歌や絵なども残され、大正デモクラシーだとか人々は自由に憧れ、何かと話題になる女性たちも登場し、女…