浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

続・夢二耽溺~「大震記念」~

桜の花の盛りはとうに過ぎ去り、あとは猛々しいばかりに青葉が繁りゆき、こうして桜は元の誰にも顧みられない木へと立ち返る…。

ネットで注文していた「別冊太陽 竹久夢二」が届いた。
この本は長く増刷されていたようだから近年のものが来るのかと思っていたら、1977年(昭和52年)の初版が届いてびっくり!その割に状態は綺麗だったけれど。

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力士最中

<あんこの記録>

みたらし団子で有名な喜八洲の力士最中を買った。
三個で630円。

もちろんみたらし団子も好きだけれど、この力士最中は前に買おうと思って行ったら、売り切れだった。
今回もないのだろうと思って行ったら、あった、買えた。

写真は撮ってないけど、御座候の季節限定のよもぎ餅も買ったし、パック入りのあんこも買った。(こんなに、あんこ系、買いまくることになるとは…)

で、この力士最中がすごかった。
力士というだけあって、凄い重量級。

喜八洲はきんつばや草餅もあって、まだ食べたことがないけど、それらもずっしり重量級な見た目だった。

最中のサイズ…直径約8.5センチ、厚み約2.2センチ、そして394.7kcal!!一個でこのカロリー!!

ヘヴィだった(正直、阿呆ちゃう?ってくらいの重たさ)…もう少し甘ければ嫌になっていたかも…。甘すぎなさが絶妙?
重さも測るべきだったか…笑!

酒饅頭、草餅、和菓子アイス十勝あずき

あんこを食した記録。

シャトレーゼの和菓子が気になっていたので買った。

甲州地酒饅頭(純米大吟醸)、手摘みよもぎの草餅、和菓子アイス十勝あずき。

酒饅頭を食べたいと思っていた!!!レンジで少し温めた。
お酒の風味…本当に香りも味も感じられ、皮は薄くあんこたっぷり!!!

草餅は緑の濃さにびっくり!!!味も濃く、お餅もしっかりしていた。

 

感傷に浸るための散歩に出た。わたしも夢二のように臆面もなく感傷を吐露することにする。

気持ちのいい天気だし、普段は行かない河原の方面へ向かった。

太陽も雲一つない青空も風も草も水の流れも快かった。たまには水辺を、草地の上を歩きたいもの。

画像検索で調べれば、ストロベリーキャンドルとかいう名の花が目についた。ほんとに苺みたいな。

過ぎ去った時代だけでなく、遠いところのものは皆、陽炎だと思うことにした、実体があると思うから哀しくなるのだと。皆、陽炎、すべては幻、一切は空…なんて悟りでも開きそうなことを並べているが、内心ではあんこのようにドロドロしたものが煮え滾っている。

夢二に耽溺す~生れる前の昔恋しき~

風は桜色から萌黄色へと移りゆき、若葉芽ぶき、野は蒲公英の黄に染まり、天然の絵具の色彩豊かにさらに光り輝く季節は進むものを時の流れに逆らう如く我は独り書肆から書肆へと塵に埋もれた大正の夢の残滓を求め彷徨えども、それは陽炎のように揺らめくばかりで、この手に掴めはしない…。

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レミゼ、夢二~諸々雑記~

桜花咲き誇り、人々はそのもとに集い賑わうのが世の常なりしが、それをよそに我ひとり己の殻に閉じこもり、思索に耽るもそれにも倦み果て、長い長い物語の世界に入り込まんと古き書の塵に埋没しおりし隙に、いつしか落花盛んと花びら降りしきり春を惜しめと……

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