浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

紫陽花にまつわる思い出

すっかり花日記と化しているこの頃。

ハート型の紫陽花を探し求めて、紫陽花の写真を撮りまくったので、ブログに貼り付ける。

躍起になって探すと見つけられないのか…前は偶然、見つけた。

ハート型はなかったけど(しつこい)いろんな紫陽花があった。

丸い紫陽花よりガクアジサイが多い気がした。

ひとつの花で青から紫にグラデーションになっていたり。

白~薄い黄緑で、それ以上、色が変わらないやつとか、アンティークっぽい、くすんだ色の花は、あまり好みじゃない。

 

この右の花、ちょっとハートになりそう。

…で、紫陽花にまつわる思い出。

いろいろ紫陽花を見て回って、忘れていた古い記憶がよみがえったといおうか。

幼稚園の頃のことだった…その子は髪が長く、たいていおさげにしていたと思うが、いつも、いろんな飾りのついたヘアゴムをつけていた。
その中で特に今でも覚えているのがリアルな紫陽花がついたヘアゴムだった。

なんで今もそんなことを覚えているんだろう。あまりのリアルさに?今でも珍しくない?そんなヘアゴム…と振り返っても思う。

羨ましかったんだろうか。その子に憧れはない(きっぱり)。わたし自身、髪を長くすることはなかったし、幼稚園の時点でも、わたしは女の子らしい装いが似合わないことはわかっていたのに。

紫陽花にまつわる思い出その2。

もう20年以上前になってしまうが、ニュージーランドにひと月滞在したことがあった。

日本が冬で、あちらが夏から秋といった季節だった。

季節のあまりの違いに、わたしは着いて早々、風邪をひき、滞在の半分ほど、喉が痛いままで、日本はなんて良い国なんだろう…と思ってしまうことばかりだったけれど。

向こうの家の玄関先?庭先?に、ドライフラワーのお化けのようになった紫陽花をよく見かけた。どうしてあの状態で放置してるんだろうと思った。外国で見る紫陽花に東洋的なものを感じないでもなかったが、あんなに枯れた紫陽花は初めて見たし、その後も見ない。