浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

神経衰弱

雨よ
すべて洗い流してくれ
わが身にまつわる塵芥を

と思った大雨の朝…って、そんなポエムめいたことを書く気力など
ないけれど…えぇ…大正浪漫風に申せば、神経衰弱、そんな気分。
現代では正式な病名ではないけれど、辞書を引けば、

<過度の疲労や緊張で神経のはたらきが弱くなり、刺激に対して、たいそう
感じやすくなっている症状>

とある。
まさに、それ。そして持病。
深夜の大雨の音も気になり、なかなか寝付けなかった。
奈良へ行って、疲れていたというのに。

コンサートのこと、ここでは、きっぱり書こうか。
うちわなど持って行くべきではなかった…。
良い席だったというのに、いつうちわ出そう?とそればかり気にして、聴くことに集中しきれなかった。
恥ずかしかった…わたしは何を求めていたのか…もう持って行きやしない…。

また雀を描くことにしよう。