浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

そねむ心~/無駄な疲れ~/体重減少

今朝、唐突にハッとすることを思い出した。

<そねむ心は 自分より 以外のものは 傷つけぬ>

これなんやっけ?と検索すれば、堀口大學の「座右銘」という詩の一節だった。
そねむ心…相手ではなく、自分自身を傷つけてしまう…相手を傷つけることも叶わないのか。

<無駄な疲れは省きましょう 薄情ならないが増し>というのもあったな…
と妙に染み入ることを思い出した。

<無駄な疲れは省きましょう
薄情ならないが増し

 

手紙は焼いて捨てましょう
写真は返して忘れましょう

 

つらさ切なさ侘しさが
胸にあまれば肩が凝る

 

無駄な疲れは省きましょう
つれないひとは忘れましょう>

というのだった。

堀口大學が、こんな詩を書いていたのも意外な気がする。

今年の初めから気がついていたけれど、健康診断の結果を見て改めて驚いた。
去年から体重が5キロも減っている。
今までのわたしからすれば体重5キロも減らすなんて、夢のまた夢で、わたしがやせるなんてありえないことだった。
肉も落ちたという実感がある。
なんにも食事の量とか変わっていないというのに。
1月末から始めた筋トレも、これは自分のためになることなのだからと今でも一応、続いている。