浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

ジャズのライブに行った話

人生初のジャズのライブに行った話。
ジャズに馴染みはなかったけれど、「ブギウギ」に関わったというミュージシャンが出演する、というのに興味を持った。(わたしは朝ドラは見ていなかったけれど)
 

演奏にすっかり魅了された。未体験の空気感だった。
特にサックス🎷とピアノ🎹。
ピアノは軽妙にして華麗で流れるように鍵盤の端から端まで弾く!あんな一番端の高い音、弾いてんの初めて見た!というくらい。(まったくのしろうと感想)それくらいピアニストの妙技を後ろから見られる小さな会場だった。
そしてサックス🎷あんなサックスは初めて見た。金管楽器というとピカピカしたイメージだったが、一体何十年使い込めば、ああなるんだろう?という金古美のような艶消しの金色で、渋い円熟味溢れる音色だった。(わかったようなことを…笑!)


サックスとピアノがとても華があったけれど、力強いドラムがすべての音を引き立て、ベースの重低音が全体を支えている。(華のあるパート、支えるパート、楽器でも歌でもなんでもそうだな…と、つくづく思った)

楽器にしろ歌にしろ、そんな一体感のあるものを見ると本当に感動する。

 

ジャズのスタンダート・ナンバーだけでなく、これも朝ドラで話題になった(らしい笑)「ラッパと娘」や他にも服部良一作品などの和製ジャズも歌われたけど、「ラッパと娘」は戦前の神曲とかいわれる通り、かっこよかった。そんな昔の曲とは思えない!という印象。
オリジナルの笠置シヅ子版で聞いてもそう思う。


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