浪漫草紙

~生れる前の昔恋しき~

真夏の京都へ~下鴨納涼古本まつり~

何年かぶりに下鴨納涼古本まつりへ行った。今日からスタート。

疲れた…プツッとキレたくなることもあったが、それは鴨川の水に流してきた…。

天気は雲が多めで、陽が射したり、陰ったりを繰り返して、ずっとカンカン照りでないだけ、しのぎやすかった。

久々に訪れた糺の森は、こんなに暗かったか?と思うほど、鬱蒼としていた。写真では明るく映っているけど、もう少し薄暗かった、昼なのに。

今年、わたしはある節目を迎えてしまう年なので(いわゆる二回目の成人式…)、是非、下鴨神社にしっかりお参りし、媛守もいただこうと心に決めていた。

まぁ…正直なところ…確かにレース守も媛守も綺麗やけども…女性受けを狙った商売っ気が強い…と思った。

媛守、ネットで見ていると赤やピンクが多いのかと思っていたけど、水色系で気に入ったのがあった。デニムの彦守のほうがいいなと思う。

お参りを済ませて、古本まつりを見て回ったのは2時間ほどだったか…
全力集中して、探書してたわけじゃないが…そりゃ疲れる…

 

 

糺の森の小川も綺麗。

そういや、何か綺麗な建物が建っていると思ったけど、あれが神社の敷地内にできたという問題の?マンションなのか…。

好みな昔の可愛らしいものを見つけた…<グノーのアヴェマリア>と<サンタルチア>の楽譜。しかも高畠華宵の絵。華宵とサインもあるし、袋についていた札にも華宵の絵だとあったが、なんか顔が違う…と思って、後でネットで調べたら、これは昭和20年代の少女雑誌の付録らしい。昭和初期あたりの最盛期の絵ではなかった。もう一つは<順>というサインがあるが、誰…?中原淳一風?

実際買ったのは、これだけ。いかに重たいものを持ち帰りたくないかという心の現れ、

前回、春の四天王寺の古本まつりで、分厚くないけど、装丁がしっかりして重たい本ばかり買って大変だったから、今回はそんなに買うまいと思っていた、暑いし。

あと買ったのは、投げ売り?してた扇子。舞扇や伯爵夫人みたいな扇子などある中、何の柄かと不思議に思って、開けば、デニム製で、かっこいい~~!!こんなんあるんや~!と新品ぽい感じでもないけど、一目惚れして買った。ふつうに綺麗。もちろん今日も自分の扇子を持ち歩いていたが、古本まつりで扇子買うと思わなかった…。

この看板、良い。

納涼というだけあって、本当に暑さはしのげた。

しかし物量、人出の多さに圧倒された。ただ見て回るだけで精一杯で、自分のセンサー?アンテナ?が働かない。古本まつりでは、いつもそう。

鴨川の水に流したとはいえ、キレそうな心を鎮めるために、行ってみたかった<いせはん>へ。

あんみつ氷!!!!!

画像を少し編集したら、さらに良い感じになった。

この前のつぼ市よりは少し安くて、氷の量も多くなくて、よかった。

何よりこのあんこ!小豆の粒の大きさ!ほっくりとした、こんなに粒の大きな小豆は初めてかも。このあんこが沁みた…癒された。あんことソフトクリームの組み合わせもたまらない。寒天はカチッとしっかり固めで、ゼリーはモチッとしていた。
出町柳といえばの、<出町ふたば>の豆餅も買わずには帰れないので、久しぶりに買った。結構待ったけど、おいしかった…!