何を描いてもうまくいかない日、ってことで
また拗らせをぶり返してしまって、今日も実物デッサンをいくつか描いてみたが、どれもうまくいかなかった(関係あるんか…)
久々に開いた橘小夢画集の序文にハッとする一文があった。
<明瞭で単純な美しさに、小夢はあまり惹かれなかったようです。
秘められた感情、心の暗がり、他人には知られたくない心、自分でも気づかずにいる本当の心…そういったものに、小夢は魅了される人でした>
秘められた感情…
他人には知られたくない心…
自分でも気づかずにいる本当の心…
小夢の絵は、見てはいけないものという感じ…綺麗だけれど、少し怖くて目を背けたくなるような…。
わたしもそんな表現(恩田陸作品にも通じるものがあるかも)に惹かれるし、自分でもそんな表現がしたい。
他人には知られたくない心を持て余してる。
今のこの拗れた、い゛~~っ!という思いを絵で表現できればいいのに。
昨日の「まひるの月を追いかけて」の記事で、ジメジメ、膜が掛かってモヤモヤした、スッキリしない作品といった、
膜とか、すりガラスを隔てたような感じ…何かを隔てないと外界を直視できないような、それがわたしの基本的なものの見方だと思う。